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165キロ右腕、23歳のMLB挑戦 佐々木朗希の謎

MLB屈指の育成システムが確立 ドラフトの目玉ではない、他球団で結果が出なかった選手でも才能が開花できる要因 各現場同士のコミュニケーションが選手たちの進化に大きく貢献

 

現行のMLBドラフトは、成績下位のチームから好選手を指名できるシステムになっている。つまり常勝・ドジャースは、その恩恵には預かれない。だが毎年、有望株保有率と育成システムはトップクラスの評価を得ている。その要因を探っていく。
文=奥田秀樹 写真=Getty Images

100人のトッププロスペクトで30位に入っているラッシング。メジャーではスミスという看板捕手がいるが、そのあとを継ぐ有力候補。システムがしっかりしているからこそ、次世代が育っている


優秀なスタッフを配置


 ドジャースは12年連続でプレーオフに進出し、過去5年間で2度のワールド・シリーズ制覇を成し遂げている。長年の成功により、アマチュアドラフトでの指名順はいつも20番目以降と、後ろのほうだ。最後に1ケタ台の指名順だったのは2006年の1巡目全体7番目で、指名したのはクレイトン・カーショウ投手である。

 アンドリュー・フリードマン編成本部長が就任した15年以降では、15年1巡目でウォーカー・ビューラー投手(24番目指名)、16年はギャビン・ラックス内野手(20番目)、ウィル・スミス捕手(32番目)、19年はマイケル・ブッシュ内野手(31番目)、20年はボビー・ミラー投手(29番目)を指名したが、決して・・・

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