
15勝を挙げてチームの勝ち頭だった2005年の渡辺俊[左]も、今年の小島[右]も、満年齢は脂が程よく乗る29歳である
前回のリーグ優勝が2005年なので、ちょうど20年前。あのときの優勝は1974年以来「31年ぶり」だった。仮に今年優勝したら2005年以来「20年ぶり」。ここ50年で1回しかリーグ優勝していない。05年は「プレーオフに勝った結果のリーグ優勝」、その前の1974年は「前後期プレーオフに勝った結果のリーグ優勝」だったため、「シーズン勝率1位になった結果のリーグ優勝」となると、1970年までさかのぼらないといけない。
2005年の優勝を振り返ると、割と突然変異的だった。1990年代から2000年代前半にかけてのマリーンズにとって優勝は現実的ではなく、98年にはいまだに破られないNPB記録の18連敗を喫している。そのチームがなぜ05年に優勝できたのか。
理由を考えると・・・
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