昨年12月に行われた日本一の若手漫才師を決める大会、『M-1グランプリ2024』で準優勝。躍進が止まらぬお笑いコンビ『バッテリィズ』が順位予想企画に登場だ。コンビ名からも分かるように、2人は大の野球好き。頭をフル回転させて導き出した予想を見ていこう。 取材・構成=小林篤 写真=中嶋聖 
バッテリィズ・エース、寺家[右]
マイナス要素のない阪神が2年ぶりVか
大阪府出身のエースさんは根っからの阪神ファン。三重県出身の寺家さんは、一、二軍ともに借金35と大敗した2023年の中日を目にし、幼きころに宿した『ドラゴンズ愛』が再燃中だ。漫才師として活躍する一方、草野球チーム『上方ホンキッキーズ』ではバッテリーを組み、全国大会出場を目指すほどの『野球人』。そんな2人が予想する今年のプロ野球の行方とは。 ──では、早速セ・リーグの順位予想にいきましょう。エースさんはもちろん、阪神が1位になりますか。
エース そうですね、阪神が1位ですね。でも僕ちゃんと見るんで、ダメやと思ったら1位にしないです。でもほんまに阪神が優勝すると思う。
──その理由はどういったところに。
エース 選手もそんなに変わっていなくて、中心の大山(
大山悠輔)選手、近本(
近本光司)選手は僕と同い年の30歳と成績も一番乗る時期じゃないですか。大山選手も「阪神でもう一回優勝したい」という気持ちで残ってくれた。投手は
高橋遥人投手が帰ってきてくれたら最高。若手も前川(
前川右京)選手も出てきて、マイナス要素がない。これはもう優勝しますね。
──寺家さんはやはり、セの1位は中日になってきますよね。
寺家 本来は最下位予想なんですけど中日ファンなんで、ちょっと下駄を履かせてもらいます。中日は5位にさせていただきます。
──下駄を履いても昨年から1つしか順位が上がらないのは……。
寺家 ここは堅実に。中日ファンは欲を出さない。もし1位になったらラッキーですけど、欲を出してもダメなんで。「今年は3位いけるんちゃうか」と思っての3年連続最下位。だから5位です。
──1位予想は
DeNAにしていますね。
寺家 打線で見たら一番ですし、そこにT.
バウアー投手が戻ってきた。中継ぎ陣が去年の蓄積疲労で万が一ダメになったとしても、打力が圧倒的。(Aクラス予想の)
巨人、阪神よりも大型連勝ができそうだなと。
──エースさんは中日を4位予想。寺家さんよりも予想順位が高い!
エース 中日もほんまにピッチャーがいいんで。打撃が(弱点と)言われますけど、プロ野球の一軍ですから、打撃がめっちゃ悪い人なんていないじゃないですか。たまたま1年間ずっと運が悪かっただけという。
寺家 それやと、ここ10年ぐらいずっと運が悪いことになるで。
エース まあまあまあ。その中で、ずっとかみ合わへんかっただけで。
寺家 でも・・・
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