2005年に入団し、北海道に日本ハムを根付かせた一人でもある。北の大地でプロ野球の日本一に尽力し、ファイターズの大エースとして君臨した。実績はもとより、伝説を残している。球団に脈々と受け継がれる伝統もあれば、あこがれを持って日本ハムの選手として入団し、エースに登り詰める投手など、有形無形の功績をもたらしている。 写真=BBM 
エスコンフィールドにある巨大なダルビッシュと大谷の壁画。それだけチームに大きな貢献をしたことを物語っている
永遠のファイターズ愛
日本ハムが世界に誇る本拠地には、
ダルビッシュ有がドーンと鎮座する。エスコンフィールドの左翼席後方にある1階コンコース。球団が世界へ羽ばたかせたもうひとりの生ける伝説であり、自身のあとに11番を背負った
大谷翔平(ドジャース)とともに巨大な壁画として描かれている。そこには現在、ダルビッシュの直筆サインも入っている。昨年11月8日、古巣の新たなボールパークを初訪問した際にペンを走らせた。今では球場の新たな名物スポットとなった。それを見るたびに日本ハムファンは思う。“ファイターズのダルビッシュ”は生き続けているんだ、と――。
日本ハムが本拠地を東京から北海道へ移転したのは2004年だった。その翌年となる05年に・・・
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