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ダルビッシュ有特集 野球界発展へ道標を示すレジェンド

<「スタットキャスト」で読み解く>ダルビッシュの10球種変遷 年度別球種割合(2016年以降)【Part.1】

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10種類という多彩なボールを持ち合わせ、その日のコンディションにより、投球スタイルを確立してきた。MLB公式データサイト「スタットキャスト」を用いて、データがそろっている2016年以降で年度別の球種を導き出していく。
写真=Getty Images、BBM
球種名はスタットキャストに準ずる

【Part.2】はこちら


【全投球割合】最多投球にトレンドあり


■2016~24年全投球割合/全18573球

 過去9年間で投げた球種は、10種類。その中で最も多く投じたのは、フォーシーム。2016年からの3年間は毎年一番多く投げていたが、ここ最近は投げる割合が減っている。次点はスライダー。16年は0球だったが、年々増えていき、ここ最近で最も多く投げられている。数年前に数えるほどしか投げなかった球種が、突然全体の投球割合を多く占めることは、ダルビッシュの魅力の一つだ。また18、19年には全10球種を投じ、24年は8球種で打者を抑えている。

【奪三振】どの球種でも決め球に


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