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2025 プロ野球中間記録室

<記録が語る偉業の軌跡>日本ハム・宮西尚生 880試合連続救援登板 救援一筋でたどり着いた新境地「純粋に野球、目の前の勝負。打たれたら悔しいし、抑えたら愉しい」

 

初登板はルーキーイヤーの2008年3月25日の西武戦。8回に二番手で札幌ドームのマウンドに上がった。その日から18年間、肉体的にも精神的にも負荷の大きいリリーフを持ち場としてプロ野球人生を歩み、40歳となる節目の年に日本新記録を打ち立てた。
写真=高原由佳、BBM


リラックスと集中


 宮西尚生は語りかけるように、お立ち台で言った。

「本当に今日はみなさんの、新たな日本ハムファンの記録が誕生した日です。僕だけの記録じゃないので、みなさん、みんなで喜び合いましょう」

 プロ野球記録の880試合連続救援登板を達成した“偉人”の言葉に、エスコンフィールドは温かい拍手と無数の笑顔で包まれた。

 その日も、簡単なマウンドではなかった。プロ初登板から数えて880試合目の登板は5月15日、本拠地でのオリックス戦。出番は0対0の7回二死三塁。「やべぇな」と思いながら、ブルペンを出発した。打席には西川龍馬。「12球団でもトップレベルのバッターだったんで、やっぱり大変だなと」。失投が許されない・・・

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