前企画では広陵高・中井哲之監督に同校OBがNPBで活躍する要因を語ってもらった。ここでは楽天・宗山塁と西武・渡部聖弥の新人2人をフィーチャー。2018年4月入学から21年3月卒業までの歩み。最終学年は激動の1年だった。 取材・文=阿部ちはる 写真=BBM 
2023年12月末。明大・宗山[左]と大商大・渡部[右]は後輩と一緒に汗を流した。卒業生たちが中井監督[中央]の下に1年間の報告に訪れるのは、毎年の光景である
高校入学の経緯
ルーキーイヤーから一軍で活躍する楽天・宗山塁と西武・渡部聖弥は広陵高の同期として最終学年では主将、副主将を務めた。プレースタイルこそ異なるが、ライバル関係にあった2人は、プロの世界でもお互いの存在を刺激にプレーを続けている。3年間を指導した広陵高・中井哲之監督は昨日のことのように振り返る。
「2人とも非常にまじめで、気持ちが甲子園に向かっていない選手がいたら許せないタイプ。私の思いをよく分かっている2人が右腕と左腕にいたら、何の心配もないですよね」
ともに中学時代は軟式野球出身で入学当初は「時間がかかるかな?」と思っていたが、その予想を大きく裏切り宗山は1年夏にベンチ入り、渡部も同秋にレギュラーをつかんだ。
しかし、入学までの歩みは・・・
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