生活が野球に出る。これが、真実だ。毎日、コツコツと努力を重ねた者が成功者となる。広陵高OBのプロ野球選手がNPBで飛躍する一因には、高校3年間の過ごし方が根底にある。 取材・文=岡本朋祐 写真=BBM 
清風寮の正面玄関。広陵高・中井監督のモットーである「ありがとう」が掲示されている
物を大切にする習慣
2025年の男子部員153人が、全寮生活を送っている。入寮は義務ではない。自宅から通える生徒もいる。しかし、毎年、全部員が清風寮での合宿生活を希望。広陵高を志望する中学生の誰もが「中井(中井哲之)監督の下で野球をやりたい」と話すが、学校、グラウンド、寮生活を含めた3点セットが広陵高校野球部。
広島市安佐南区内にある広大な学校敷地内で高校3年間を過ごすことにより「男を磨く」ことが完結するのだ。
清風寮での1日の流れは、
宗山塁、
渡部聖弥の在学中から何も変わらない。2人は3年間、同部屋。1年時は1階の8号室(2人部屋)で生活し、2、3年時は2階の16号室(4人部屋)に入った。2年秋から主将・宗山、副将・渡部の体制で、チームリーダー2人が野球部員の鑑だった。
朝、昼、晩。すべて清風寮内の食堂で食事する。実家に帰省するのは・・・
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