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2025ドラフト特集 スカウト垂涎の有力選手一挙掲載!!【大学生クローズアップ】

北海学園大・工藤泰己(投手) 探求心旺盛な”北の剛腕”「野球を始めるきっかけになれるような、魅力的な選手になりたい」

 

高校時代は控え投手。3年春、夏の甲子園に出場しているが、登板の機会はなかった。勉強熱心であり、大学4年間で取り巻く環境は大きく変わった。体の成長と並行して球速アップ。159キロ右腕の魅力に迫る。
取材・文=大平明 写真=矢野寿明

侍ジャパン大学代表候補合宿では持ち味を発揮。26人の代表メンバーには入れなかったが、貴重な場だった


見直したメカニクス


 最速159キロ。4月の北海道ガスとのオープン戦で夢の大台まであと1キロに迫り、ドラフト戦線に名乗りを上げた。

 北海高の入学時は捕手。1年春からベンチ入りしたが「キャッチングもブロッキングも下手だったんです」と外野手へコンバート。しかし、その外野でも「フライを捕るのがうまくなかったので、高校1年の秋からピッチャーも兼任することになりました」と野手としては成功できなかったことから、投手を始めることになった。3年時はエース左腕・木村大成(ソフトバンク)を擁して春夏連続で甲子園に出場。工藤もベンチ入りしたが登板機会は訪れなかった。

「木村とはバッテリーを組んだこともありますが、スライダーは空振りしたボールが右打者の体に当たることもあるくらいで『すごいな』と思っていました。木村を越えることが目標の一つであります」

 北海学園大に進学し、投手としての手応えを感じたのは2年夏のオープン戦だった。高校時代に最速145キロだった速球が155キロを記録したときだ。理論派である。

「高校時代はまだ手投げの状態で・・・

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