補強期間を終えて、各球団は残り50試合ほどのペナントレースを戦う。優勝、またはAクラス死守へ、8月以降をどのようにして臨むべきなのか。セ・リーグは阪神が首位独走中。残る5球団は混戦模様になってきた。 注)支配下選手登録の上限は70人。情報は8月3日現在。メンバー表の選手名の横は背番号、記号は○=新入団、◎=育成から支配下登録、□=NPB復帰 
7月31日が終わり貯金21で2位と11ゲーム差で首位の阪神。投打がかみ合い過ぎて、負けない2025年になっている
あまりにも強い! それともほかの5球団が弱いのか……。セ・リーグ首位を独走中。7月30日には早くもマジック39が点灯したのには驚いた。それもそのはず、チーム防御率はこの時点で1.93。そして先発ローテーション6人全員が、防御率1点台という数字を残している。7月に復帰した
高橋遥人も同様に1点台で、先発陣にスキがない状況。
輪をかけて中継ぎ・抑え陣も強力な布陣を敷き防御率1.77。ほぼ毎試合2点以上取られない投手陣で、貯金20以上をキープできている(8月3日時点でチーム防御率2.00に)。
また、打撃陣も一番から五番までのレギュラー陣が固定され、安定した打撃で得点を効率よく奪ってきた。現在最多安打117の
近本光司が一番、二番の
中野拓夢はリーグトップの出塁率.357、打点2位の
森下翔太が三番。そして、27本塁打&68打点ともにリーグ独走の
佐藤輝明が四番にどっしりと座り、五番の
大山悠輔がリーグ3位の50打点と、抜かりない状況が出来上がっている。現状で誰も大きなケガもなくプレーできていることで、安定した戦いができているのだ。
だが、
藤川球児監督はそれだけでは満足していなかった。中継ぎとして2人の外国人投手を獲得。再契約となった
ラファエル・ドリスは、いきなり7月31日に一軍で登板。中継ぎで安定した成績を残し始めたネルソンに刺激を与える形となった。
「中継ぎがチームの心臓部」という藤川監督。調子が落ちると分かると、すぐに二軍から調子のいい投手を上げてくるため、一軍の中継ぎ陣はいつでもフレッシュな状態がキープされており、一方で、二軍で調整をするほかの投手は、気が抜けない状況が出来上がっている。また先発陣にも同じ傾向が見られる。
まさにこれが強力な投手陣を生み出している要因ともいえるだろう。藤川監督による投手陣の適材適所の入れ替えが続く限り、阪神の独走Vの可能性は限りなく高い。
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注意点はケガのみ 2025年は正捕手と言っていいだろう。球宴後はほぼすべての試合でスタメンマスクを被っており、投手陣防御率2.00の立役者でもある。また下位打線で規定打席に達していないが、出塁率.363と高い数字を残し打線の「線」を担っている。今後怖いのはケガ。そこだけがこれからの注意点だ。(H.s)
阪神タイガース 2025支配下選手リスト
【投手】
00J.ゲラ、13
岩崎優、14
岩貞祐太、15
西純矢、16
西勇輝、18
伊原陵人、19
下村海翔、20J.デュプランティエ、◎24工藤泰成、26
椎葉剛、27
伊藤将司、28今朝丸裕喜、29高橋遥人、30
門別啓人、◎31早川太貴、34
漆原大晟、35
才木浩人、36
畠世周、37
及川雅貴、41
村上頌樹、42N.ネルソン、46
島本浩也、47
桐敷拓馬、48
茨木秀俊、49
大竹耕太郎、50
富田蓮、54茨木秀俊、63
石黒佑弥、64
岡留英貴、65
湯浅京己、66津田淳哉、69
石井大智、○82G.ハートウィグ、□85R.ドリス、92
川原陸、98
佐藤蓮、99J.
ビーズリー 【捕手】
2
梅野隆太郎、12坂本誠志郎、39
榮枝裕貴、43
町田隼乙、57
長坂拳弥、59
藤田健斗、68
中川勇斗 【内野手】
0
木浪聖也、3大山悠輔、4
熊谷敬宥、8佐藤輝明、25
渡邉諒、33
糸原健斗、38
小幡竜平、44
戸井零士、45佐野大陽、51中野拓夢、52
山田脩也、56
百崎蒼生、62
植田海、67
高寺望夢、94
原口文仁、95ラモン・
ヘルナンデス 【外野手】
1森下翔太、5近本光司、32
井上広大、40
井坪陽生、53
島田海吏、55
楠本泰史、58
前川右京、60
小野寺暖、61
豊田寛、97
野口恭佑 【移籍】なし
【退団】なし