3年目から11年連続で規定打席に到達して通算8度の3割をマーク。セ・リーグを代表する巧打者として活躍したバットマンに3割の素朴な疑問をぶつけてみました。たかが3割、されど3割! 写真=BBM 
現役時代の高木氏[大洋時代]。シュアな打撃で3割常連打者だった
Q1.打者が3割にこだわる理由は? A.バットマンとしての勲章だから やっぱり「3割バッター」と言うと響きが違うじゃないですか(笑)。3割を打って初めて一人前の打者として認められますし、言うならバットマンとしての勲章。ただ、打者全員が全員そういうわけではなく、打者のタイプにもよります。例えば、
大谷翔平(現ドジャース)選手みたいな長距離砲は3割にこだわる必要は全然ないですよね。それよりも本塁打や打点のほうが求められている。だから私がそうだったんですけど、3割にこだわるのは巧打者タイプ。私は自分の価値を高めるためにも3割クリアは絶対条件と考えていました。
【豊のホンネ】3割をクリアしたシーズンオフは「よく打った」「よく頑張った」という感覚が自分の中に残りますが、逆に3割を1厘でも切ってしまうと「今年は打てなかった」となるんです。オフの気分、充実感がガラリと変わってしまう。それは年俸も同じこと(笑)。打率.300と301はまったく同じですが、同じ1厘差でも打率.299となると天国と地獄!
Q2.3割を打つのはなぜ難しい? A.野球というスポーツは投手が有利 野球というスポーツにおいて、トータル的に安打が出る確率がそうなっているんでしょう。4割の確率はなくても、2割の確率はほとんど出るという。もっとも投打の力関係は大きいとは思いますが、そもそも、あの細いバットに、あんな小さい球、しかもどんな速さと変化で来るか分からない球をミートしてはじき返す、しかも野手が守っていないところに飛ばすことは難しく、その確率が平均的に3割程度なのでしょう。そういう意味では野球というスポーツは、打者よりも投手が有利にできているのだと思います。
【豊のホンネ】3割のこだわりは打者のタイプにもよるとQ1で言いましたが・・・
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