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2025ドラフト特集 「10.23」へ最終アピール!!【大学生クローズアップ】

花園大・藤原聡大(投手) 評価急上昇中の157キロ右腕「プロを本気で目指そうと思う後輩が、どんどん増えてほしい」

 

まさに、学生最後のシーズンでラストアピールが実ろうとしている。開幕週からネット裏にはNPBスカウトが集結。熱視線が注がれる中でも結果が残せるあたり、相当な器だ。
取材・文・写真=沢井史

元遊撃手とあって遠投115メートル、50メートル走6秒1と身体能力に優れている


今秋に自己最速を更新


 9月1日、京滋大学リーグの開幕カード、明治国際医療大1回戦で先発した藤原聡大は、初回から150キロ台の速球を連発し、7回2安打無失点と好投した(試合は8回コールド勝利)。この日の最速は155キロ。スタンドには6球団のNPBスカウトが陣取った。キレ味抜群のスライダー、カーブ、チェンジアップなども持ち球。あるNPBスカウトは「ここまで良いボールを投げられているが、決め球が磨かれれば、さらに面白い」ともコメントを残している。

 実は8月のオープン戦で左膝を痛め、1週間ほど水がたまる症状が出た時期があったという。状態を見て間隔を空けて登板したオープン戦では打ち込まれた試合はあったが、秋の開幕には間に合わせた。今年3月にも副鼻腔炎と胃腸炎を併発して、4月開幕のリーグ戦のスタートが良くなかっただけに、コンディション調整には人一倍、気を使ってきた。

 同8日の大谷大1回戦では5回を無安打10奪三振。許した走者は四球と失策による2人と、ほぼ完ぺきな投球だった。9日の同2回戦はベンチを外れ、スタンドから試合を見つめていたが、チームがサヨナラ負けを喫した。翌日の3回戦は「チームの勝利のために、自分に行かせてください」と、先発を志願。中1日で疲労が残る状態にも関わらず、5回2安打10奪三振で勝ち点奪取に貢献した。

 奥本保昭監督は「藤原1人のチームではないので、全体的にレベルを上げないと勝っていけない」と、エース以外で勝ち切りたいという思いがあった。だが・・・

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