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PERSOL PACIFIC LEAGUE 2025 CHAMPIONS SoftBank HAWKS

<2025ソフトバンク>優勝への軌跡 借金7からの大逆転劇

 

開幕3連敗から始まり、5月1日には借金7で最下位。だが、交流戦で9度目の優勝を決めると、勢いそのままに9月27日の西武戦(ベルーナ)でリーグ優勝を果たした。球史に残る下克上の一年を振り返っていこう。
※情報と成績は優勝決定の9月27日時点

9月27日の西武戦[ベルーナ]で優勝を決めた[写真=高原由佳]


スタートダッシュに失敗


試合数と貯金

 波乱万丈な前半戦となった。開幕戦のロッテ戦(みずほPayPay)では、37年ぶりの開幕3連敗。5月1日までに3連敗、5連敗をそれぞれ2度経験し、同日時点で9勝16敗2分け、勝率.360、首位とのゲーム差は6の単独最下位となった。潮目が変わったのは5月2日のロッテ戦(みずほPayPay)。サヨナラ勝ちで、勢いがつくと4日の同戦で勝利し、最下位を脱出。5月18日の楽天戦(みずほPayPay)に2対1で勝利し、借金7からわずか15試合で勝率.500に戻した。しかし、その後は波に乗り切ることができず、交流戦に入る前に勝率.500で迎えることが目標になるほどだった。

 6月3日から始まった交流戦で中日戦(みずほPayPay)をスイープすると、ようやく勢いが増していった。交流戦最終戦となった阪神戦(甲子園)に3対1で勝利し、12勝5敗1分け、勝率.706で通算9度目の優勝を決めたが、首位・日本ハムは11勝7敗、勝率.611の交流戦2位のため、ゲーム差を1.5しか縮めることができなかった。

 リーグ戦再開後もチームの勢いは衰えることなく、快進撃を続けた。7月1日からの日本ハム3連戦で3連勝し、ゲーム差なしの2位に。最終的には2ゲーム差の2位で前半戦を終了した。

試合数と順位

加速していった勢い


 後半戦最初のカードである7月26日からのオリックス戦(みずほPayPay)に2連勝してスタートダッシュに成功し、前半戦から引き分けを挟んで8連勝で迎えた29日からの日本ハムとの首位攻防3連戦(エスコンF)。初戦はL.モイネロの好投もあり、5対2で勝利を手にしてゲーム差なしの首位へと躍り出た。2戦目は4対5で逆転負けを喫したが、翌3戦目は、初回に先制点を奪った勢いそのままに5対4で勝利。同カードの勝ち越しを決め、7月を17勝5敗1分け、勝率.773で締めた。

 8月に入ると勢いは加速し、苦手の楽天相手に3連勝を含む5勝1敗で迎えた9日からの日本ハムとの天王山。本拠地での3連戦は、先発投手が輝いた。初戦の有原航平が10勝目を挙げると、2戦目のモイネロ、3戦目の大関友久もともに2ケタ勝利に到達し、ゲーム差を4に広げた。しかし、同22日からの同戦(エスコンF)では3連敗を喫して、ゲーム差は0.5と縮まった。

 9月5日の楽天戦(みずほPayPay)に11対0で4連勝を決め、念願のマジック18が点灯。20日からのオリックス戦で4連敗を喫したが、マジックが消えることなく、27日の西武戦(ベルーナ)に4対1で勝利し、連覇を決めた。
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