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2025ドラフト総決算 ドラフト1位CLOSE-UP

【広島1位】平川蓮(仙台大/外野手) 両打ちのパワーヒッター 杜の都からいざ広島へ「自分の武器はバッティングだけではない。目指すはトリプルスリーです」

 

ドライチの称号は毎年12人にしか与えられない。球団からの最大級の評価であり、選手にはこれ以上ない名誉だろう。
取材・文・写真=阿部ちはる

大学では2年先輩の辻本倫太郎[中日]に影響を受けてプロを目指した。カープの帽子をかぶって「赤が好き」とニンマリ


攻守走とトップレベル ひたむきな努力家


 喜びよりも驚きが先に来た。「まさかこの順位で呼ばれるとは思っていなかった」。外れ1位で広島日本ハムが競合。記者会見場に現れた平川は、その時間をかみしめるようにクジの成り行きを静かに見守った。

「ゆくゆくは四番を打てる素材だと思います」。新井貴浩監督が引き当てたのは両打ちのパワーヒッターだ。恵まれた体格と高い身体能力で右でも左でも長打が打てるのが強み。だが魅力はそれだけではない。今秋の仙台六大学リーグでは13盗塁をマークし最多盗塁を獲得しているのだ。187cm93kgの恵まれた体格ながら50メートル5秒9の俊足も併せ持つ、まさに攻守走がそろった逸材。その身体能力の高さは野球部の森本吉謙監督も太鼓判を押すほど。

「これまで監督をやってきた中で一番の素材だということは間違いない。そこに彼の練習の成果が重なって花開いたのだと思います」

 高校時代は四番でエース。仙台大1年秋から野手に専念した。森本監督は当時を振り返る・・・

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