週刊ベースボールONLINE

2025日本一 福岡ソフトバンクホークス

<V戦士 INTERVIEW>ソフトバンク・柳町達インタビュー 打つべきボールを確実に「来季は打率3割を目指し、長打が増えれば、もっと怖いバッターになれる」

 

昨季は2022年の一軍定着以降、最少の73試合の出場にとどまり、今季も2年連続で開幕二軍スタートだった。主力の相次ぐケガで、一軍に昇格すると、交流戦では首位打者&MVPに選出。大卒6年目で初の規定打席に到達し、最高出塁率のタイトルを獲得した。
取材・構成=壁井裕貴

日本シリーズ第3戦、同点で迎えた6回一死二塁の好機で、決勝点となる右翼への適時三塁打を放つ。三塁ベース上では思わずガッツポーズを見せた[写真=牛島寿人]


リーグ最多四球の背景


 開幕二軍スタートだったが、4月1日の昇格以降は、シーズン終了まで一軍を全うした。リーグ最多の62四球を選び、打率.292は同2位。レギュラーシーズンでは、チーム最多の41試合で三番を任され、ケガ人が続出したチームの中で救世主となった。交流戦優勝、リーグ連覇、そして、5年ぶりの日本一へと駆け上がった。

──レギュラーシーズンでは柳町選手自身初の規定打席に到達し、最高出塁率(.384)のタイトルを獲得しました。

柳町 日本シリーズで日本一に貢献できたこと、その中で個人タイトルを獲得できたことは、すごくうれしいことですし、光栄なことだなと思います。

──タイトルは、いつごろ意識しましたか。

柳町 リーグ制覇が決まるまでは、個人の成績とかはあまり考えていませんでした。ただ、優勝が決まってからは、タイトルに目が向いた感じです。特に首位打者争いのほうに意識があり、最高出塁率のタイトルに関しては、頭にはなかったですね。2位とある程度、数字を引き離していましたので、精神的にも余裕があった感じです。

──一方で、チームメートの牧原大成選手と首位打者争いを展開し打率はリーグ2位(.292)。あと少しで打率3割という高成績でした。

柳町 打率3割に到達したかったですけどね……。ただ、優勝決定後も、これまでと大きく変わることはありません。1試合、1試合を大切に戦っていくことですからね。最後まで気を抜かず、1打席、1打席を大切に集中することを心掛けていました。

──最高出塁率の話に戻しますが、柳町選手は自身の持ち味を「四球を取れること」と、言われていました。選球眼に付随する四球への考え方を教えてください。

柳町 考え方というよりは、しっかり打つべきボールを打ちにいくのがバッティングだと思っています。その中で、自分の打つべきボールとそうではないボールをしっかり見極めること。ファウルにしたり、ボール球を見送ったりすることが、結果的に四球につながっていくのだと考えています。

──リーグ1位の四球(62)を記録しました。打撃での「意識づけ」が・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング