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WBC特集 侍ジャパン連覇の条件

<CLOSE UP>2026のキーマンたち 攻守投で期待が懸かる3人

 

もちろん、まだ誰がメンバーに名を連ねるかは分からない。連覇へ向けてすべての選手たちがカギを握る中で、攻守投で大きな期待が懸かる3人をクローズアップする。
写真=高原由佳 ※情報は11月27日時点

File.1 DeNA・牧秀悟 チームの“中心”として


牧秀悟[DeNA/内野手]


 2023年大会ではまだプロ2年目を終えたばかりで、安定した打撃が注目されており、どちらかといえば“期待の若手枠”という立ち位置だった。しかし、中国戦で日本の初本塁打を放つと、その後もコンスタントに出場し、主力として活躍。持ち前のキャラクターでチームを明るくし、ムードメーカーとしても日本のWBC制覇に大きく貢献した。

 あれから3年。その後も安定した力を示し、DeNAでは主将も任され、24年にはチームを26年ぶりの日本シリーズ制覇へ導いた。今回の宮崎強化合宿でも連日、居残りでバットを振り込み、背中でチームをけん引。11月15日の韓国との強化試合(東京ドーム)でも、3点を追う4回裏一死二、三塁から左前適時打を放ち、チーム初得点を記録。「すぐ取り返すことができて、流れをつくることができて良かった」と言うように、この一打が呼び水となり逆転勝利につながった。

 基本的に来年のWBCで求められる役割も、長打力を備えた勝負強い打撃と、チームを盛り上げるムードメーカーという点では23年と変わらない。ただ、この3年で立場は大きく変わった。前回は若手として結果を出し、次につなげる立場だったが、今回は主軸として結果を求められる。チームづくりの面でも、前回は若手として盛り上げていけば良かったが、今回は経験者としてチームをけん引していかなくてはいけない。そして、若手でもベテランでもない絶妙な立ち位置だからこそ、チーム内の橋渡し役としても期待されている。

 求められることは増えたが、それだけの実績を積んできた。短期決戦を勝ち抜く術も身につけている。牧がその役割を全うしたとき・・・

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