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2026大志を抱くルーキーズ

<社会人ドラフト指名選手の“覚悟”>片山皓心(Honda→DeNA) 困難に打ち克った5年間の軌跡「学んだことはあきらめないこと」

 

Hondaでの5年間のうち、半分はリハビリに費やした。復帰という明確なゴールの見えない日々は、野球選手にとって絶望的だ。それでも片山はひたむきに前を向き続け、見事マウンドに戻ってきた。その強い心が、プロ野球界という次なるステージの扉を開かせたのだ。
文=小中翔太 写真=大賀章好、松村真行

Honda4年目の24年に戦線復帰。今年は公式戦10試合に先発し防御率2.07。完封もしており完全復活を印象づけた


1年目オフの転機


 今年のドラフト最年長の27歳は2度の手術を乗り越えたオールドルーキー。遅咲きの左腕が素質開花の瞬間を待っている。

 日立一高時代は控え投手。決して目立った存在ではなかった。選手として大きく伸びたのは桐蔭横浜大時代。1人で練習に取り組む時間が増えしっかりトレーニングを積むと、球速は148キロまで上がった。4年秋に6勝を挙げて防御率1.39と大ブレーク、最優秀投手賞とベストナインを受賞した。

 Honda入社後も、3月のスポニチ大会で先発するなど早くからマウンドに立つ。JABA大会でも結果を残し、全国大会でも実力を示した。入社1年目の2021年は・・・

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