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球団別歴代新人王 生涯唯一のチャンスをつかんで球史に名を刻んだ選手たち

【球団別歴代新人王】オリックス・伝説の速球王から令和の剛腕まで時代を代表する投手が新人王に

 

1950年にセ・パ両リーグが誕生してから毎年、そのリーグの最も優れたルーキー(5年目以内の有資格者)が記者投票で選出される「新人王」。一生に一度しか獲得のチャンスがないこのタイトル。ここからは現存する12球団別に、歴代の全新人王を紹介。どのような傾向があったのかというところを深掘りしていく。なお、2004年限りでオリックスと合併した近鉄からも5人の新人王を輩出しており、栄誉を称える。
写真=BBM
※表の[]数字はプロ年数。[2]は2年目、無印は1年目。成績は投手が勝敗、セーブ(1974年以降)、ホールド(2005年以降)、防御率。打者は打率、本塁打、打点、盗塁


史上最速とも言われる速球を武器とした山口。自身も「1年目の日本シリーズが一番速かった」と振り返る


 阪急、オリックスの歴代新人王は11人いるが、投手が9人と野手に比べて圧倒的に多い。年代別に見ると、1970年代、80年代、90年代、2000年代と満遍なく新人王を輩出。10年代はゼロに終わったが、3度目の3連覇を遂げた期間中は21年の宮城大弥、23年の山下舜平大が高卒2年目、3年目でそれぞれ受賞。2人以外の高卒選手の受賞は平井正史のみで、近年の育成力を物語っている。

 初の日本一となった75年に球団初の新人王に輝いた剛腕・山口高志は12勝13敗と負け越すも、リーグ1位の4完封を含む18完投とスタミナ抜群。前期、プレーオフ、日本シリーズとすべて胴上げ投手になった勝負強さもピカイチで日本シリーズMVPにも輝いている。1年目の77年に新人王となった佐藤義則は22年間、阪急、オリックス一筋で通算165勝を挙げる大投手に。95年に高卒2年目で新人王を受賞した平井は、仰木彬監督に抑えに抜てきされると・・・

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