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NPBを席巻したルーキー プロ野球新人物語

<新人ベストナイン列伝>広岡達朗、長嶋茂雄から宗山塁まで1年目に勲章を手にした猛者たち

 

1950年にセ・パ両リーグが誕生して以降、ベストナインはのべ1400人以上の選手が受賞したが、「プロ1年目にベストナイン受賞」という栄冠をつかんだのは16人しかいない(1リーグ時代を除く)。昨年の遊撃ベストナインの楽天・宗山はとてつもない領域に踏み込んだのだ。
写真=BBM

1950年パ・リーグ投手 荒巻淳[毎日]
48試合、26勝8敗、防御率2.06


森徹のルーキー23本塁打を霞ませた長嶋茂雄の活躍


 ベストナインを獲得するほどの活躍を1年目から見せたのだから、新人王に選ばれるのは当然。過去16人の「新人ベストナイン」のうち、13人が新人王を同時受賞している。一方で「ベストナインを獲得しながら新人王に選出されなかったルーキー」が3人いるということでもある。それは誰だったのか──。

 1人目は、1958年の森徹(中日)。早大からプロ入りした長距離砲は1年目から23本塁打、73打点と突出した数字を残し、ベストナインのセ・リーグ外野手部門の3人のうちに残ったが、新人王を逃した。その理由は、同じ年に立大から巨人に入った長嶋茂雄が打率.305、29本塁打、92打点、37盗塁と「あわやトリプルスリー」という成績を残したからだ。長嶋は打撃成績だけがすごいのではなく・・・

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