日本の大学ではなく、アメリカの大学に留学し実績を残してメジャーからのドラフト指名を目指す若者もいる。ここではNPBからドラフト指名を受けた2人を取り上げる。6月に行われるMLBドラフトに向け、現地でどういう評価をされているのだろうか。 文=大冨真一郎 写真=Getty Images、BBM 
例年一塁手のドラフト上位は少ない。その中で今年の春の成績が大きな評価材料となる
佐々木麟太郎(ソフトバンク1位指名/一塁手) 一塁手ならOPSが1.000が目安
佐々木麟太郎のスタン
フォード大学入学は米大学球界にとっても鳴り物入りだった。開幕前には専門誌の予想で最優秀1年生(Freshman of the Year)受賞の有力候補に名前が挙がるほどで、開幕戦で三番・一塁でデビューし2安打4打点と活躍した。だが継続的に結果を出すことはできずシーズン中に打順も六番に降格。渡米1年目は52試合で7本塁打、打率.269、出塁率.377、長打率.413、OPS.790という数字に終わり、シーズン後に参加したサマー・リーグでも好成績を残すことができなかった。
今季の大学リーグ開幕まで数週間と迫った現在、MLB公式ページ等で2026年ドラフトの有望選手ランキングが発表されているが、トップ100に佐々木の名前はない。昨季の成績からすれば仕方のない事だろう。ドラフトで全体100位は概ね3巡目以内の指名という位置づけだ。昨年のドラフト3巡目最後の指名が105位で、その指名権に紐づく契約金は729600ドル(約1億1000万円)だった。日本ではドラフト1位指名の契約金が1億円と出来高5000万円が上限なので金銭的な比較ではプロ野球の1位指名に近いのではないか。
昨年のプロ野球ドラフト会議で1位指名を受けたのだから・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン