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WBC特集 第2弾【展望編】 連覇への挑戦

【WBC2026】侍ジャパン野手陣の戦力分析 世界一連覇へ攻撃力最大化と打線戦略

 

侍ジャパンは宮崎でのキャンプと6試合の強化試合を経て、いよいよ3月6日に東京ドームでWBCの初戦を迎える。史上最多となる8人のMLB勢が参戦するなど、“史上最強”を更新したと目される日本代表は果たして連覇を成し遂げることができるのか。井端弘和監督の思い描く戦略と開幕直前の現在地をひも解く。
文=杉浦多夢[侍ジャパン担当] 写真=高原由佳、榎本郁也、BBM、Getty Images
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大谷の力をどう引き出して打線を組むことができるかがカギとなる


 かつてのスピードや小技を生かしたスモール・ベースボールから、パワーでも世界の強豪国と対抗できるようになってきたのは、侍ジャパンの確かな進化だ。前回大会でも準決勝のメキシコ戦では吉田正尚の一時同点となる3ランが劇的なサヨナラ勝利を呼び込み、アメリカとの決勝では村上宗隆岡本和真が効果的な一発を放って主導権を引き寄せた。井端監督も「パワーで向こうのメジャー・リーガーと互角、それ以上に対抗できる選手が多くなってきたというのは確か」と自信をのぞかせる。

 前回大会と同様にポイントゲッターとなる三番なのか、昨季ドジャースで猛威を振るった斬り込み役か、はたまた二番なのかはともかく、攻撃陣の軸となるのは大谷翔平だ。指揮官も「彼からの逆算で打順を組み立てる」ことを示唆している。MLB組の鈴木誠也、吉田、岡本、村上にNPB最強打者の1人である近藤健介が大谷をサポートする形をつくることができれば、どんな並びになったとしても迫力は十分だ。MLB勢の状態次第では、三塁だけでなく外野もカバーできるNPB屈指の長距離砲である佐藤輝明が控えていることも心強い。

 ただし、指名打者は大谷で埋まってしまう上に、中堅の本職が周東佑京以外は不在という問題がある。その中で鈴木は・・・

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