昨年の独走優勝に大きく貢献したのが、セ界No.1と言われる中継ぎ陣だ。その中でもセットアッパーとして50試合連続無失点の石井大智の存在があった。だが、今季はケガで離脱。戦力ダウンになってしまうのか……まだまだ、実力のある若き中継ぎ陣がその座を奪うつもりだ。 文=柏原誠(日刊スポーツ) 写真=BBM 一分の隙もないと思われていた
阪神の最強投手陣に突如、ぽっかりと大きな穴が空いた。不動のセットアッパー、石井大智が離脱した。投手陣、特にブルペンは
藤川球児監督が「チームの心臓」という屋台骨だ。初のセ・リーグ連覇を目指す王者の戦力構想が揺さぶられた。石井不在のダメージをいかに軽減できるか。難しいテーマを突きつけられて開幕を迎えることになった。
石井は昨年、50試合連続無失点の日本記録を樹立。防御率0.17という異次元の成績で優勝に導いた。悪夢に見舞われたのは宜野座キャンプ序盤の2月11日。紅白戦でバックアップに走った際に負傷。最終診断は左アキレス腱の断裂だった。今季中の復帰は難しくなった。
侍ジャパンにも選出されていた。初のWBCに向けた代表合宿に集合する直前の悲劇。藤川球児監督は報道陣の前で涙を流して「監督としてというよりは、アスリートの気持ちです。また復活するときを……」と絞り出した。ショックの大きさを物語っていた。WBCへの壮行ムードもあった中、チーム内が少なからず動揺したのは間違いない。
強化指定から抜け出したい
もちろん簡単に埋まる穴ではない。折しも・・・
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