2年春から3季連続での甲子園。前年覇者として臨んだが、初戦の入りの難しさを痛感した。結果を残すことはできなかったが、視察するスカウトにとっては、成長過程を確認することができた。日米争奪戦の様相を呈してきた剛腕に注目である。 
神村学園高との1回戦では5回表、この試合最速の150キロを計測。「順回転のスピンがきれい」と評価するNPBスカウト幹部もおり、成長の跡を残した[写真=三野良介]
初戦敗退後は反省の言葉
今春のセンバツで史上4校目の連覇を狙った横浜高(神奈川)は神村学園高(鹿児島)との1回戦に0対2で敗れた。今秋ドラフト1位候補の最速154キロ右腕・
織田翔希は7回2/3を投げ、7安打2失点。世代No.1投手としての期待を受けたが、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
昨春のセンバツを制した1学年上の主将・
阿部葉太(早大進学)がけん引した旧チームは、窮地に追い込まれても、ひっくり返せる土俵際の強さがあった。0対2の8回表途中にマウンドを降りた織田はベンチで味方打線の反撃を待ったが、打線は最後まで反撃の糸口をつかめなかった。敗戦後は淡々とした表情で取材に応じ、エースの責任を負った。
「昨年はやはり(頼りになる)先輩がいて、自分がいたんだなと感じました。甲子園の初戦は難しいことは分かっていたので、しっかり思いを持って立ちました。チームを勢いづけるという意味では・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン