ヤクルトで一時代を築いた「ブンブン丸」は、有言実行の男である。最下位からの再建を託され、使命感と覚悟を胸にシーズンへと臨む。2026年から指揮する新監督が目指すはただ一つ。日本一だ。 文=赤尾裕希(サンケイスポーツ) 写真=桜井ひとし 
3月27日、DeNAとの開幕戦[横浜]で監督初勝利を挙げると、ウイニングボールを手にポーズを取る[写真]。この白星で勢いづいたチームは3年ぶりの開幕5連勝。新人監督としては球団初の快挙を遂げた
目指すは打ち勝つ野球
新たな船出だ。今季から
池山隆寛監督がスワローズの指揮を執ることになった。現役時代は、フルスイングを信条として「ブンブン丸」の愛称で親しまれ、球団歴代2位の通算304本塁打をマーク。2002年10月17日に行われた引退試合(対
広島)では、本拠地・神宮球場に詰めかけた多くのファンの前で「必ず皆さまの前に戻ってきます」と、監督として帰還することを宣言していた。有言実行を果たし、使命感に燃え、チームの再建に向けて手腕をふるっていく。
「(一軍監督は)寿命を縮めてもやりたい職業。念願がかなったという感じだけど、それ以上に責任という部分が大きくなる。野球人生の集大成。スワローズへの恩返しだと思う。自分の野球人生を懸けると。行きつくところまで行く。ゴールに向かって走るだけだと思う」
チームは昨季、5年ぶりの最下位と低迷。3年連続Bクラスに沈んでおり、立て直しを託された。課題は山積しているが、「池山野球」が目指すところは攻撃的なスタイルである。
「打ち勝つチームをつくりたい。理想は当然・・・
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