あきらめてもおかしくない星勘定だった。しかし、決して下を向くことなく、前だけを見続けた。厳しい状況を打開したのは、やはり、あの男であった。 
7月11日のオリックス戦で球団記録を更新する15連勝。これが大逆転優勝の起点となった[写真=BBM]
自力優勝消滅の危機から一転
日本ハムが歴史的な大逆転リーグ優勝を果たした2016年。奇跡の始まりは、心が折れそうな大差を付けられたときだった。
プロ4年目を迎えた
大谷翔平が2年連続で開幕投手を務めたが、開幕戦は黒星。4月終了時で借金2とスタートダッシュはならずも、5月上旬には借金を完済。それ以降はなんとか貯金生活を維持していた。
ただ、首位を独走していた
ソフトバンクの背中は遠のく一方だった。最もリードを許したのが6月18日。シーズン66試合目、交流戦が残り2試合の時点で「11.5ゲーム差」をつけられていた。残り77試合で追いつき、ひっくり返すにはかなり厳しい状況。さらに負ければ自力優勝の可能性が消える一戦だった6月19日の
中日戦(ナゴヤドーム)でチームをよみがえらせたのが・・・
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