かつて球団で通訳として外国人選手らを支え、ドミニカ共和国でカープアカデミーの運営管理責任者も務めた。その経験とスポーツビジネスの専門家の視点で、外国人選手と日本野球、その今後の可能性について語る。 取材・文=相原礼以奈 写真=BBM 
1999〜2002年に在籍し、黒田教授もサポートしたエディ・ディアス。01年には32本塁打をマークした
外国人選手の成功を支える
「たまたま、その業務に携わることになりましたが……お金で買えない経験をさせていただき、今となっては感謝ですね」
近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科スポーツマネジメント研究室の黒田次郎教授は、そう回顧する。現在はスポーツマネジメント、スポーツ社会学を専門に研究しているが、1996年から2000年までは
広島東洋カープの社員として、通訳やカープアカデミーの運営管理責任者を務めた。
小学1年から野球を始め、日体大まで捕手一筋でプレーした。大学卒業後、青年海外協力隊員として中米コスタリカ共和国に赴任し、野球の指導および普及活動に従事。アメリカでスポーツビジネスやスポーツマネジメントの学位を取得し、帰国後に広島東洋カープに入社した。
球団でも当初はテレビ放映権関連や観客動員アップ、グッズの販売を通じた利益向上などビジネスに特化した業務に携わっていた。しかしほどなく、当時勤めていた通訳が退職する事態に。英語とスペイン語に長けた黒田教授に白羽の矢が立った。
ドミニカ共和国やアメリカの出身選手を通訳としてサポート。二刀流で名をはせた・・・
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