V9以前の時代、左腕は今以上に希少な存在だった。ゆえに現在まで語り継がれている投手は決して多くない。それでも中尾碩志と同様に、光を放ったサウスポーはいた。語り継ぐべき3人のレジェンドを紹介する。 写真=BBM ※年、成績は球団在籍時の通算 伊藤芳明 V9前夜のエース
中大から日本生命へ進み、1959年に入団。
王貞治とは同期入団で合宿では同部屋だった。1年目とはいえ26歳になるシーズンで、オープン戦から飛ばしに飛ばし、前年に29勝を挙げてMVPに輝いていた
藤田元司を差し置いて開幕投手に抜てきされた。60年に10勝、61年に13勝を挙げ、肩の故障もあって力の落ちた藤田に代わってチームのエース格となっていく。ハイライトは63年、リーグ最多の10完封を含む19勝をマークしてリーグ2位の防御率1.90でチームをリーグ優勝、日本一に導き、沢村賞に輝いた。だが翌年に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン