NPB実働10年で1148試合に出場し、打率.317(1413安打)、277本塁打という数字を残したブーマー。もちろん一流の成績だが、数字を深掘りすると、一流どころから超一流であることが分かる。 文=落合修一(編集部) ※ブーマーの記録は1992年のダイエー時代も含む 右打者の最高打率
プロ野球の通算打率の「規定打数」は4000とされている。1位が
レロン・リー(元
ロッテ)の打率.320。2位は
若松勉(元
ヤクルト)の打率.31918。3位は
張本勲(元東映ほか)の打率.31915。このトップ3は非常に僅差で、リーと若松の差は.0008、若松と張本の差は.00002しかない。この3人の左打者に続く通算打率4位は誰か、ご存じだろうか。
それが、ブーマーだ。通算打率.317は、3位の張本と.0017差。一般論として、野球は左が有利と言われる。4000打数以上も機会を重ねれば一塁に近く、打ちながら走り出せる左打者のほうが安打も増える。そんな「右打者不利」の状況で、右打者の最高打率を残しているのがブーマーなのだ。
なお、歴代ベスト10のうち、右打者はブーマーと打率.311の
落合博満(元ロッテほか)の2人だけ。打率.310で通算10位の現役左打者・
柳田悠岐(
ソフトバンク)の今後の成績次第で現在11位の右打者
レオン・リー(元ロッテほか)が浮上する可能性はあるが・・・
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