2年目の1984年に外国人選手として史上初の三冠王を獲得し、リーグ優勝に貢献。場外ホームランを飛ばす圧倒的パワーに柔軟性も備えた球団史上最強助っ人だ。伝説の男・ブーマーのすごさとは何だったのか。本人の独白、さらにライバル、記録の視点からひも解いていく。 
ブーマー[1983-91]
上田監督への感謝
阪急での1年目はあまり良い成績ではなかった。冬に膝の手術を受けたばかりで本調子とはほど遠い状態だった。でも、周りには「よく打った」と褒められるから、戸惑ったよ。慣れるための期間と割り切ってプレーしたんだ。最初の1年で
上田利治監督のやり方にも完璧に慣れることができた。すべては通訳のバルボンさんのおかげだね。彼の助けがあって、すんなり日本での生活、プレーに慣れることができたんだ。
バルボンさんに言われたことで、一番難しかったのは、コーチに言われたことに対して「なぜ?」と聞き返すのをやめることだった。僕はいつでも野球を学ぶ生徒なんだ。どんなときも学ぶ姿勢を忘れない。だから、コーチに指示を受けたり、ある練習メニューをするように言われたときは、必ず「なぜ?」と聞くようにしていた。日本のコーチはこれを嫌がったけど、僕は・・・
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