チームを支える大きな力となる助っ人外国人。その一人として、来日1年目の守護神はチームに欠かせない存在だ。異国の地での挑戦は、野球だけでなく文化の違いとも向き合う日々。それでも日本野球へのリスペクトを持ち、スワローズとのつながりを大切にしながらチームの勝利に貢献してきた。最後のマウンドを守り抜き、目指すは日本一だ。 取材・文=長谷川晶一 写真=桜井ひとし、大賀章好、大泉謙也、井田新輔 通訳協力=田上慶伍 ファミリーとしての実感
──交流戦も終わり、ペナントレースも再開しました。ご自身のコンディションを含めて、今シーズンここまでの振り返りを聞かせてください。
キハダ 身体の状態を含めて、全体的に振り返ってみると「いい状態だな」と感じています。交流戦は確かに、自分を含め、チームにとってもちょっと難しい試合が多かったけど、それでも僕自身は、ここまで身体の状態は良く、ケガもなく過ごせています。そういったことも含めて、全体的に「いい状態をキープできているな」と感じています。
──入団直後、日本でここまでいい状況でプレーできている自分をイメージできていましたか。
キハダ これまでのキャリアも含めて、ヤクルトと契約してもらったときには、「試合終盤の大一番の局面を任せてもらえるかな」と考えていたけれど、ここまでいい結果が出るとは想像していなかったし、チームがここまでいい状態でシーズンを戦えているというのも想像していませんでした。神様のおかげもあって、ここまでいいパフォーマンスができていると思っています。
──前半戦は連続セーブ記録、連続無失点記録を作るなど絶好調でしたが、交流戦では結果が出ない試合が続きました。その要因、原因について、自分ではどのように分析していますか。
キハダ おそらくビデオなどでいろいろと研究されたりしたことが主な理由だと思います。自分はストレートピッチャーですけど、パ・リーグはすごく直球に強い打者が多いと聞きました。そこがたまたま相手とかみ合ってしまって、ちょっと打たれちゃったのかなというのが、一番の要因だと思っています。でも自分は、この結果を踏まえていろいろな変化を加えて対応していくタイプ。最終的に最も大事なのはシーズンで勝つことなので、そこを一番に考えてやっていけたらと思います。
──スワローズの一員となってみて、チームの雰囲気はどう感じていますか。
キハダ 交流戦の間は連敗も重なって、チームの雰囲気も少し落ち込んでいるような空気感がありました。それでもいつも明るい、ヤクルトの雰囲気はものすごく大好きです。一人ひとりのプレーヤーもすばらしい選手ばかりなので・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン