週刊ベースボールONLINE

スワローズ&アトムズ助っ人たちの記憶

内藤尚行が語るヤクルト助っ人秘話 ホーナー、ハウエルら最強外国人の素顔

 

チーム在籍は1987年から94年までの8年間。明るい性格で助っ人たちからも人気のあった? “ギャオス”に彼らとの思い出を語ってもらった。「少しでも思い出してもらえたら本望です!」(内藤談)
取材・構成=牧野正 写真=BBM

ジャック・ハウエル。とにかく頼りになる打者でした!


ホームラン王でクビ


 いやいや僕ね、実は外国人選手とあんまり話さなかったんですよ。特に投手。実績も出てきたところでライバルと思ってたんで。フロイド・バニスターとかバートサスとかね。ただ英語が話せなかっただけ? それは否定しません(笑)。でも今思えばもっとコミュニケーションを取っておけばよかったなあと後悔しています。

 泣けるエピソードで言えば、1989年に入団したメガネのロン・デービス。シーズン途中で来たんですよ。ホアン・アイケルバーガーが帰っちゃったんで、その代わりですよ。アイケルバーガーって覚えてます? なんで帰ったか? とにかく暴投ばかりで使えないということですぐにクビ。じゃあ獲るなよっていう話なんですけど。そのデービスも期待されたほどの成績が残せなくて契約は打ち切り必至のシーズン終盤、デービスの小学生の息子が僕のところに通訳を連れて来たんですよ。「パパに来年もまた一緒にやろうぜって言ってくれない?」と僕の袖を引っ張ってお願いするんです。いい家族だなと感動しましたね。球団に言ってと思いましたけど!

 ただ89年と言えば・・・

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