ここまでは2026年ドラフトのNPB対象選手を掲載してきたが、特集の最後は7月11、12日(現地時間)に控えたMLBドラフトである。昨年10月23日のNPBドラフトでは1位入札2球団競合の末、ソフトバンクがスタンフォード大・佐々木麟太郎の交渉権を獲得。交渉期限が7月末に迫る中で、大学2年生の左のスラッガーには、3つの選択肢がある。 写真=Getty Images 
現地時間6月23日、スタンフォード大・佐々木麟太郎はアリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドで開催された2026年ドラフト・コンバインに参加。元マリナーズほかのハロルド・レイノルズ氏にあいさつした
最後まで悩んだ理由
誰にも先が予想できない異例の道を突き進む。昨年10月のNPBドラフトでソフトバンクから1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎は6月下旬、アリゾナ州フェニックスで「2026年MLBドラフト・コンバイン」に参加した。日本のプロ野球ファンにとっては聞き覚えのない「ドラフト・コンバイン」。高校、大学生のMLBドラフト候補生が打撃練習などでパフォーマンスを披露し、各球団の編成に直接アピールする貴重な舞台だ。日本では新型コロナ禍で大会中止が相次いだ20年にアピールの場が少なかった高校生のために開かれた「プロ志望高校生合同練習会」に近い。高校時代は花巻東高(岩手)で、主な高校生で最多とされる通算140本塁打を放った左の大砲は打撃練習で140メートル近いアーチを放つなど、持ち味の長打力をアピール。日本のみならず・・・
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