消えることのない思い出の風景がある。名勝負、名場面の舞台となり、プロ野球の歴史を彩ってきた、忘れがたきスタジアムの数々。数多のファンを魅了しながら、役目を終えて姿を消していった球場への郷愁。2026年の「球場物語」では、ロストボールパークの記憶をたどっていく。 写真=BBM ※タイトルの年数は一軍公式戦を開催していた年。初開催、最終開催は公式戦 
東京スタジアム 1962-72
1962年の東京・南千住。まだ戦争の焼け跡も残る下町に、忽然(こつぜん)と巨大な野球専用スタジアムが現れた。
映画会社大映の社長でもあった大毎の永田雅一オーナーが30億円もの巨費と、それ以上の情熱を注ぎ込んで完成させた、一世一代の“夢舞台”東京スタジアム。周囲の下町の風情とのギャップもあり、漏れ出る照明の光は美しく、「光の球場」とも称された。6月2日、パ・リーグ全6球団が集結した開場式で、永田オーナーは詰めかけたファンに向かって・・・
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