生え抜きではない。優勝を狙えるチームに成長した猛虎に、もう一味、スパイスが欲しい。大エースに育った井川慶とともに黄金期へと導いたレフティーたちの物語だ。 文=柏原誠(日刊スポーツ) 写真=BBM 
トレードで日本ハムから移籍し、中継ぎから先発に転身。試合をつくり続け03、05年の優勝に大きく貢献した
無造作に伸ばしたもみあげに無精ひげ。「ドカベン」の世界から飛び出してきたような風ぼうとは違って、
下柳剛の投球は精緻を極めた。戦国セ・リーグの好打者たちを面白いように封じ込んだ。
2005年は、22年に及んだキャリアのベストシーズンとなった。自己最多の15勝を挙げて
広島・
黒田博樹と並ぶ最多勝となり、自身初のタイトルを獲得。チームを2年ぶりのリーグ制覇に導く「エース」級の活躍だった。
「別に俺に勝ちがつかなくても・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン