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2026埼玉西武ライオンズ特集 獅子が挑む王座奪還

【INSIDE REPORT】西武を支える外国人野手 ネビン、カナリオ、林安可は“助っ人”ではない

 

今季のライオンズ躍進を支える大きな力となっているのが外国人野手たちだ。ネビンカナリオ、そして林安可。彼らは単なる「助っ人」ではない。互いに経験や情報を共有し、チームの勝利を最優先にプレーする。その姿勢が打線に厚みをもたらし、首位争いを演じるライオンズに確かな好循環を生み出している。
取材・文=中島大輔 写真=BBM ※成績は7月19日現在

タイラー・ネビン[内野手]


異なるマインド


 今季、パ・リーグの優勝争いを繰り広げる西武で攻撃の中心にいるのが外国人選手たちだ。近年のNPBでは投手たちのレベルアップが著しく進み、外国人打者がなかなか活躍できなくなっているだけに、西武打線をけん引する二人の活躍が際立つ。

 アメリカから来日2年目のタイラー・ネビンは左脇腹痛で開幕に間に合わなかったものの、5月1日に復帰すると、チームを上昇気流に乗せた。同月は24試合で打率.341の活躍を見せ、自身2度目の月間MVPを獲得した。

 日本にやって来る外国人選手は、“助っ人”と形容される。チームのほとんどを占める日本人とは異なる条件で契約し、勝利に直結する活躍をすぐに求められるからだ。

 だが、ネビンのマインドは異なる。

「自分を“助っ人”と考えたことはない。俺たちはみんなと同じように必死にやっている。今ここで追いかけているのは、子どものころから抱いてきた夢だ。その機会を与えてもらえて本当に幸運だと思っている」

 来日1年目から西武の攻守を支える大黒柱となり、言葉の壁を超えてリーダーシップを発揮するネビンだが、仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチは「最初の想定では未知の部分があった」と振り返る。

「去年の最初はフェンス際で落ちてくる打球が多くて、非力かなと思いました。でも1年が終わったら、そうではないことを証明してくれました。コンタクト能力はもともと高いからマイナー・リーグではいい成績を残していたと思います。こっちに来てから日本のパワーヒッター、しかも一流どころと同じような成績を残してくれているのは大きいです」

 昨季はリーグ3位のOPS.794を記録し、一塁手のベストナインに選ばれた。今季は負傷で出遅れて規定打席には届いていないものの・・・

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