野球協約第64条に規定される新規選手契約可能期間、および第108条に規定される選手契約の譲渡可能期間が7月31日に終了。セ・リーグは阪神と巨人がゲーム差なしの同率1位で7月を終えた。3位ヤクルトからは勝率5割を切り、最下位とのゲーム差は7。4位以下にもクライマックスシリーズ進出のチャンスは十分だ! ※支配下選手登録の上限は70人。本文中の成績は7月31日現在。〇は新入団、◎は育成から支配下登録、△はNPB他球団から移籍、□はNPB復帰、△◎はNPB他球団から移籍後に育成から支配下登録、□◎はNPB復帰後に育成から支配下登録 
橋上監督代行の下でフレッシュな力が躍動。チームに活力をもたらしている
交流戦直前に起きた
阿部慎之助監督の電撃辞任という不測の事態を乗り越え、橋上監督代行の下で阪神と並んで前半戦を首位で折り返すことに成功した。
基盤となったのがリーグトップのチーム防御率2.86を誇った投手力だ。開幕投手に抜てきされた竹丸、新外国人の
ウィットリーという新戦力が左右の両輪となり、井上が高卒7年目で本格化。豊富な先発陣の駒を“投げ抹消”を駆使して余裕を持って回す運用もはまった。
大勢の離脱はあったものの田中瑛がリーグトップの27ホールドとフル回転。リーグ最多の29セーブをマークした
ライデル・マルティネスへつなぐ中継ぎ陣は盤石で、1点差勝利はリーグトップの21試合を数え、ことごとく接戦をモノにして「守り勝つ野球」を体現した。
野手ではベテランが不振に陥る中、若手がチャンスをつかんだ。筆頭格の浦田はリーグ2位の26盗塁で一番に定着。平山、笹原、新人の小濱らフレッシュな力が台頭した。四番の
岡本和真がブルージェイズへ移籍する中、新外国人の
ダルベックがリーグ3位の17本塁打と軸になったことも大きかった。
2年ぶりのV奪回へ向けて、ディフェンス力を前面に押し出した野球を推進することに変わりはない。先発陣に小笠原を緊急補強、二軍スタートから復調した戸郷の故障離脱は痛いものの、故障で出遅れていたエース格の山崎が復活するなど厚みはさらに増している。
攻撃陣はリーグ4位の302得点と不安が残るだけに、選手の調子を見極めながらの選手起用が続いていくだろう。前半戦は鳴りを潜めた2年目の石塚、4年目の浅野をはじめとしたさらなる若手の躍動、前半戦は苦しんだ坂本と丸の復調は必須。若手とベテランの融合が成れば、得点力は確実に向上する。
投打ともに「全員野球」で頂点を目指していくことになる。
【G担選定!】真夏のキーマン 山崎伊織
復活したエース格 ここから本領発揮 開幕投手に指名されながら右肩のコンディション不良、リハビリ過程で右肩の違和感を訴えるなど試練の時が続いたが、復帰2戦目の7月21日の
広島戦(東京ドーム)で今季初白星。それでも「もっともっと良くできる」とさらなる向上が見込まれる。3年連続2ケタ勝利のエース格の完全復活がペナントを制するカギとなる。(S)
読売ジャイアンツ 2026メンバー表
【首脳陣】
73
橋上秀樹、78
川相昌弘、74
村田善則、86Z.
ウィーラー、90
イ・スンヨプ、76
吉川大幾、79
亀井善行、81
杉内俊哉、77
内海哲也、88
實松一成、75
石井琢朗、87
金城龍彦、85
脇谷亮太、89
田口昌徳、93
大田泰示、82
鈴木尚広、71
山口鉄也、72
大竹寛、70
会田有志、103
橋本到、106
若林晃弘、102
市川友也、107
立岡宗一郎、104
野上亮磨、101
西村健太朗、80
矢野謙次、84
久保康生 【投手】
11
田中将大、15大勢、17
西舘勇陽、19山崎伊織、20
戸郷翔征、21
竹丸和幸、◎25
代木大和、26F.ウィットリー、28S.
ハワード、30
田和廉、31
赤星優志、36
山城京平、41
中川皓太、42B.
マタ、43
則本昂大、45
田中瑛斗、46
又木鉄平、47
森田駿哉、◎48E.
ルシアーノ、49A.
バルドナード、53
高梨雄平、54
松浦慶斗、56
北浦竜次、57
宮原駿介、58
船迫大雅、62
横川凱、63
泉圭輔、64
山田龍聖、65
石川達也、66
平内龍太、91
堀田賢慎、92R.マルティネス、97
井上温大、□98
小笠原慎之介 【捕手】
10
甲斐拓也、22
小林誠司、24
大城卓三、27
岸田行倫、37
郡拓也、67
山瀬慎之助 【内野手】
00
湯浅大、0
増田大輝、2
吉川尚輝、5
門脇誠、6
坂本勇人、23
石塚裕惺、29B.ダルベック、32
浦田俊輔、33
小濱佑斗、35
泉口友汰、52
リチャード、60
荒巻悠、61
増田陸、◎68
宇都宮葵星、◎69
平山功太、99
藤井健翔 【外野手】
8
丸佳浩、9
松本剛、12
萩尾匡也、13T.
キャベッジ、38
岡田悠希、39
皆川岳飛、40
中山礼都、44
佐々木俊輔、◎50J.
ティマ、51
浅野翔吾、◎59
鈴木大和、◎94
知念大成、◎95
笹原操希、96
三塚琉生 【移籍】若林楽人
【退団】阿部慎之助