いつまでも変わらない本質的なものを大切にしながらも、時代に応じた新しい変化も取り入れる。それが、不易流行である。ユニフォームを着用する責任と誇り。そこには100年以上、つながれてきた精神がある。 取材・文・写真=小池剛 
今夏は長野商との長野大会初戦[2回戦]で敗退。エース左腕・永井は2年生であり、先輩の思いをつなぐ
汗と涙の結晶
松本深志のユニフォームは、
トンボをあしらった校章のみが左胸に収まった、極めてシンプルなデザインだ。日本で初めてスクイズを行ったとされる進取の精神が宿る半面、今年創部130年を迎えた伝統を象徴する存在になっている。
学校は1876(明治9)年に創立し、今年で150周年。旧帝大や医学部系といった難関大にも多くの卒業生を送り出す県内トップの進学校だ。旧制松本中学校時代から生徒による「自治の精神」が校風となっている。松本中時代から校章にはトンボが描かれ、文化祭を「蜻蛉祭(とんぼさい)」と呼ぶように、トンボは同校のシンボルになっている。日本列島の“中心”で・・・
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