1950年の2リーグ制以降を中心に、リーグ優勝を果たした際の猛虎打線を打順別で考察していく。優勝時には共通点はあるのか!? 個性派ぞろいの猛者たちが織りなす軌跡をたどっていこう。
ここではリーグ優勝時のクリーンアップ(四番以外)を紹介していく。まずは、三番打者から。歴代、みな個性があり過ぎる面々だ。その中でも三番打者同士の“打撃の伝承”の物語もあるようだ。 写真=BBM 
ダイナマイト打線の三番・別当薫
並木からバースへ 流し打ちの極意伝授
バットを振ればヒットや本塁打が出そうな気配をさせている。現在の三番打者・
森下翔太にはそういう印象を受ける。今から70年以上も前に同じような雰囲気を持つ三番がいた。それが別当薫だ。
特にラビットボールを使用していたとされた1949年、チームは6位(1リーグ8球団)ながらチーム打率.283、本塁打141といわゆるダイナマイト打線と言われたときだ。三番・別当、四番・
藤村富美男、五番・
土井垣武という強力打線を形成した。
別当はこの年、137試合出場、184安打39本塁打126打点、打率.322という驚異の数字を残している。右打者なので、現在の森下のような打者であっただろうが、チームを優勝に導けなかった。そして別当は翌年リーグ分裂により、毎日に引き抜かれて移籍する。
50年の2リーグ制のあと・・・
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