日本の野球を受け入れ、なじみ、そして日本一に導いたバース氏。1985年に猛虎打線の三番を担いながら、“打線のつながり”が優勝への近道であり、三冠王にもつながったと誰よりも感じている。レジェンドが、2026年度版の阪神打線を見てどう感じているのか──。 取材・構成・訳=椎屋博幸 写真=阿部卓功、BBM 85年と同じ打線の現象がある
現在、首位を走るタイガースをけん引している三番、四番打者。彼らの打撃は大きな注目を浴びていると聞いています。森下(
森下翔太)も佐藤(
佐藤輝明)も本当に素晴らしい打者です。どっちのほうがいい打者というのではなく、こういう2人が打線にいることがチームにとっては素晴らしい。打線というのは「トータルパッケージ」で見て判断すべきだと思っています。誰か一人の打者だけがいい、というのでは打線は機能しないですから。
最近のタイガース打線を見ると1985年を思い出しますよ。あのときは私が三番打者で、カケ(
掛布雅之)が四番打者。五番にはオカ(
岡田彰布)がいました。今年の阪神は三番に森下、四番・佐藤。四番に素晴らしい打者がいるということは、三番打者を助けてくれるんです。
85年はカケがまさにそういう存在でした。私が勝負してもらえたのも・・・
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