週刊ベースボールONLINE

2026ドラフト特集 超高校級の逸材【日の丸を背負った高校球児】

横浜高・織田翔希(投手) 18歳の決断「日の丸を背負うチームの一人。役割を果たすことが大事です」

 

まさしく「日米争奪戦」である。U18アジア選手権が行われた台湾・台北にはNPB、MLBのスカウトが集結。横浜高の157キロ右腕の一挙手一投足を追った。日本は韓国との決勝で惜敗し、10年ぶりの優勝を逃した。9月14日の帰国以降、進路の絞り込みへ向けた動きは本格化する見込み。18歳の決断に注目が集まる。
取材・文=沢井史

仮にMLBを志望した場合でも、日本高野連にプロ志望届を提出する必要がある。そこで、NPB球団はリスクを承知の上で10月22日のドラフトで1位指名に踏み切るのか、決断を迫られることになる[写真=菅原淳]


日米24球団が熱視線


 台北ドームは異様な空気に包まれていた。U18アジア選手権のスーパーラウンド最終日(9月12日)、日本と地元・台湾の対戦は、勝ったほうが決勝進出という大一番となった。完全アウェーの独特な雰囲気に輪をかけたのは、詰めかけたスカウトの数。日本からはNPB5球団、MLBは19球団もの関係者が視察に訪れた。目当ての157キロ右腕・織田翔希は重圧を押し退け、勝利投手となった。

 先発マウンドに立つとバックネット裏から大声援を送る観客が目に飛び込む。一塁側ベンチ後ろではCTガールズ(台湾公認のチアリーディングチーム)が華やかな舞いを披露し、マイクパフォーマンスの応援が響く。日本ではない光景が広がっていたが、それでも織田は冷静だった。

「1球1球、心を込めて投げた。こういう雰囲気の中で投げるのは数少ないので、楽しみながら投げようと思いました」

 初回に154キロを計測も・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング