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2026ドラフト特集 超高校級の逸材【「10.22」を待つ二刀流】

山梨学院高・菰田陽生(投手)インタビュー “大谷二世”と呼ばれる二刀流逸材「プロ野球選手は野球を始めたときからの夢」

 

昨夏の甲子園で横浜高・織田翔希、沖縄尚学高・末吉良丞とともにブレークを果たし、以来、世代トップの評価を受けてきた。しかし、今夏は2年春から4季連続での甲子園出場を逃し、有力視されていた侍ジャパンU-18代表メンバーにも選出されなかった。最速152キロ&高校通算39本塁打を誇る投打の逸材は、グラウンドで研さんを積みながら10月22日のドラフト当日を待っている。
取材・構成=佐野知香 写真=福地和男、宮原和也

山梨学院高グラウンドのベンチにはこれまでの全国大会出場成績が貼り出されている。菰田は2年春から3季連続で甲子園に出場。2年夏は同校の夏最高成績である4強入り[センバツは2023年に初優勝]の原動力となった


「絶対に甲子園に戻る」 果たされなかった決意


 夜明け前が一番暗いという。

 甲子園決勝が行われ、智弁和歌山高が5年ぶり4度目の優勝を決めた8月22日に発表された侍ジャパンU-18日本代表に、菰田陽生の名前はなかった。

「やっぱり悔しい気持ちが大きかったです。選ばれたいという気持ちもありましたし、ずっと選ばれるための準備もしてきたので。(選出外になった)理由は聞いてはいないんですけど、結果を残していないということが一番なのかなと思っています」

 今春のセンバツ、山梨学院高は3季連続での出場を果たした(センバツは5年連続出場)。主将となった菰田にとっても3回目の聖地。長崎日大高との1回戦に二番・一塁で先発出場を果たすと、第1打席の初球を左翼席へと突き刺した。世代トップランカーとして注目を集めた男は、甲子園初アーチでその真価を証明した。

 しかし、5回裏の守備で悪送球を捕球した際に一塁へ走り込んだ打者走者と接触してしまう。左手首を押さえてその場にうずくまり、一度は試合に戻るも6回の守備で交代。試合後の診察で骨折が発覚した。チームは準々決勝に進出したが、菰田はベンチから声で鼓舞することしかできなかった。

「試合に出られないことがショックでした。ただ、全治は2カ月から3カ月と言われて夏はぎりぎりになるかもしれなかったんですけど、自分は最後の夏がまだあるんだから、早く治して絶対に戻ってくるという気持ちになっていました」

 前年夏の甲子園4強、明治神宮大会8強入りの原動力となった同級生の左腕・檜垣瑠輝斗の存在も支えになっていた。

「檜垣も冬にケガをして春は投げられていなかったので、やっぱり本人が一番悔しいと思っていたと思うんです。そんな中で自分もケガをしてしまって、同じ日に病院にも通いましたし、一緒にリハビリも頑張りました。去年の夏からWエースという名で投げていた関係だからこそ、最後は絶対2人で戻りたいという気持ちは強かったです」

 リハビリ期間は・・・

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