12球団屈指の競争が激しい球団で開幕一軍をつかみ、巡ってきた先発機会で結果を残して試合出場を大きく増やした。代走守備固め要員に過ぎなかった大卒2年目の内野手は、リーグ3連覇に遊撃手として貢献。黄金時代を築くチームにとって、欠かせないキーマンの1人だ。 取材・構成=田尻耕太郎(スポーツライター) 写真=湯浅芳昭
※情報は9月24日時点 確かな歩み
大卒ドラフト2位で入団し即戦力として期待されながらも、昨季1年目の出場数は26試合に終わった。しかし、2年目の今季は100試合を超える出場数をマーク。目の前の課題を1個ずつ解決してきた背番号「25」は、遊撃手としてチーム最多出場を記録するまでに成長した。 ──プロ2年目を振り返っていかがでしょうか。
庄子 開幕前には想像できなかった出場試合数です。もともと今シーズンは20試合スタメンで出るのが目標でした(リーグ優勝決定試合までに73試合)。だからこそ想像はできなかったですね。
──目標設定としてはやや謙虚だったのではないですか。
庄子 でもキャンプ中、最初のショート争いは健太(
今宮健太)さんと勇(
野村勇)さんという小久保(
小久保裕紀)監督の言葉もありましたし、チャンスは少ないかなと思っていました。だからスタメン20試合というのは、当時の僕にすれば結構ハードルが高い目標だったのかなと思います。
──その中でもルーキーイヤーに比べて、自身の中で成長の手応えを持って臨んでいた部分もあったと思います。
庄子 まず守備に関しては去年よりも明らかに成長してうまくなったと感じていました。バッティングのほうでも振る力は上がってきているという実感もありました。
──武器である足は?
庄子 キャンプのころはまだ分かりづらいところがありました。走塁は今シーズンが始まってからですね。それでも今年は十分に一軍の戦力になれるのではないかという思いはありました。
──キャンプ前の自主トレでは、今宮選手に弟子入りしました。
庄子 守備の成長という部分でもちろん大きかったですし・・・
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