2026年の関西学生野球連盟は、最上級生に好投手が集まった。4校の4年生エースが切磋琢磨、スリリングなリーグ戦が展開されている。そろってプロ志望届を提出。次なるステージへ、さらなる高みを目指す。 取材・文=沢井史 写真=佐藤真一 
3年春からエース。名門・近大の看板を背負ってきた責任感は、今後もマウンドを守る上での強みになる
エースの自覚と責任
今秋のリーグ戦、第3節の立命大1回戦。
有馬伽久との投げ合いで、立ち上がりからアドレナリン全開だった。うなりを上げていたストレートが、自己最速を2キロ更新する156キロをマークした。5回まで無安打、9回に1点を失うも2安打1失点で完投勝利。宝刀のフォークのキレ味も抜群で、9奪三振の快投に、視察したあるNPBスカウトは「1位指名はほぼ確実でしょう」と太鼓判を押した。
ただ、今秋のリーグ戦のスタートは決して、万全の体調ではなかった。開幕カードの同大1回戦では・・・
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