新潟県南魚沼市は「コシヒカリ」栽培の発祥の地である。大自然に囲まれ、すくすくと成長してきた144キロ右腕。地元の六日町高から初めて、プロ志望届を提出した。自身のレベルアップと地域活性化のため、夢を追い続ける。 取材・文・写真=岡本朋祐 
小学1年から5年まで通った旧・第二上田小のグラウンドに残るプレートで撮影した
座右の銘は「超二流」
取材は旧・第二上田小で行った。野球選手としての「原点」に足を踏み入れたのは、閉校となった2020年3月以来だ。6年に進級するタイミングで、第一上田小と統合。新たに開校した上田小は旧・第二上田小の校舎が使われた。「ここで卒業したい思いがあったので、ちょっと悲しかったです。自宅から歩いて登校できたんですけど、統合後はバス移動で、生活パターンがガラッと変わりました」。全校生徒は約60人から倍に。野球部員は6学年で15人だったが、統合され23人となり、主将を務めた。旧・第一上田小は現在、体育館がリノベーションされ、22年11月に供用を開始した上田雪国スポーツセンターとして、南魚沼市民に活用されている。いまも残るマウンドでの撮影を依頼すると、岡崎來は苦笑いを浮かべた。
「実は受ける側でした。おそらく自分のボールを捕球できる子がいなかったので、自分がキャッチャーをやっていました」
六日町高出身である4歳上の兄・晴さん、2歳上の兄・伶さんの影響で野球を始めた。3人兄弟の次男は新潟大2年生の内野手。長男は東京学芸大に在籍し、将来は数学か化学、次男は保健体育科の教員を目指している。三男の岡崎も当初は国公立大に進学して、教員志望だった。
塩沢中では主に遊撃手で、マウンドに立つこともあった。中学3年時には・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン