日本プロ野球最高峰の戦い、日本シリーズ──。2026年もついにこの季節が訪れた。4勝先取という絶対的なレギュレーションの下、数多の伝説が産み落とされてきた戦いの中で、“3勝3敗”で最終戦に突入したのはこれまでに22度。日本一の座をかけた至高の激闘と言える“3勝3敗のキセキ”を振り返っていく。 
巨人を破って2年連続日本一に輝いた西武。左から高橋直樹、東尾、大田、広岡監督、田淵
【1983年(昭和58年)】西武 4勝 - 3勝 巨人
前年に
中日を破り、西武となってから初の日本一をつかんだチームが、今度は巨人と対戦した。球団の歴史を西鉄時代まで含めると、前年は4度目の日本一。
広岡達朗監督が率いる西武には連覇が懸かり、巨人は2年ぶりの頂点を目指していた。
西武が初戦を6対3で制したが、巨人は第2戦を
西本聖の完封によって、第3戦を
中畑清のサヨナラ安打によって制してリード。
第4戦は西武が7対4で勝って2勝2敗のタイに。第5戦は
ヘクター・クルーズのサヨナラ本塁打と西本の完投勝利によって巨人が5対2で制し、日本一に王手をかけた。決着の舞台は、西武球場へと移った。
第6戦は9回表に勝ち越した巨人が、あと3アウトで日本一決定という局面でこのシリーズ絶好調の西本をマウンドに送ったが・・・
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