ドラフトを3日後に控え、アクシデントに見舞われた。幸い大事には至らず、3位指名を受けた。ドラフト会議の舞台裏には、さまざまな物語があった。それぞれの人間ドラマに迫っていく。 取材・文=中島大輔 写真=椛本結城 
ホークスには柳町、正木、廣瀬と慶大出身の野手3人が在籍。クレバー左腕は自らで考え、行動し、実践できるタイプだ
診断書を10球団に提出
大学No.1左腕の呼び声もあり「上位候補」に挙げられていた
渡辺和大は、ドラフトを3日後に控えた東京六大学リーグ戦でまさかのアクシデントに見舞われた。明大3回戦で先発すると、左肩に違和感を覚えて1回途中、17球で緊急降板した。
ドラフト前日。投球には問題ないという医師の診断書を、獲得を狙う10球団に提出した。だが、当日は2位まで名前を呼ばれず、会見場から一時姿を消した。
「いつ指名されるか、もしくは指名されないかもしれないという不安感でいっぱいでした」。そして・・・
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