この1年間、もがき苦しんだ。2年夏に全国制覇を経験。周囲の期待が高まる中で、自らのスタイルを見失った。ケガも乗り越え、17歳はたくましくなった。 取材・文・写真=仲本兼進 
昨夏の甲子園で全国制覇。左腕・末吉[右]との両輪で活躍した右腕・新垣[左]が盟友のドラフト指名を祝福した
会見場では母が涙
スクリーンの前で、最速150キロ左腕・
末吉良丞の表情は徐々に険しさを増していた。ドラフトの指名が進む。
「今年は(左肘の)故障もあって、指名されないだろうな……」
胸の中にあったのは、押しつぶされそうな不安。那覇市内にある校舎の視聴覚室で画面を凝視していた末吉が、息をのんだ。3位の全体30番目。次の瞬間・・・
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