ドライチの称号は毎年12人にしか与えられない。球団からの最大級の評価であり、選手にはこれ以上ない名誉だろう。 取材・文・写真=菅井真凜 
チームメートに胴上げされる角田。富士大からは2年前に同じくオリックス入りした麦谷祐介以来の1位指名となった
普段はおとなしい性格 マウンドでは豹変(ひょうへん)
驚きと安心が入り混じった表情だった。「みちのくのドクターK」の異名を持つ
角田楓斗がオリックスから1位指名を受け、野球部員からは大歓声。本人の表情はどこか少し硬かったが、しばらくして安田慎太郎監督から声を掛けられると、ようやく表情が和らいだ。会見では「少し驚いていますけど、素直にうれしい。驚き過ぎて、笑う余裕がなかったです」と指名直後の心境を明かした。
目標としてきたプロ入り。その中でも、角田がこだわってきたのがドラフト1位だった。2022年秋のドラフトで、東奥義塾高でチームメートだった
中田歩夢が
巨人から育成4位で指名。身近な仲間がプロ入りを果たしたことにうれしさと悔しさの両方を感じていた。
「もちろん高校でもプロを目指していて、でも行けなくて、大学に行くからには1位で、っていうふうに思っていた。歩夢が(プロへ)行ったことで・・・
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