ドライチの称号は毎年12人にしか与えられない。球団からの最大級の評価であり、選手にはこれ以上ない名誉だろう。 取材・文=小中翔太 写真=宮原和也 
苦しい時をともに戦ってきた仲間によって胴上げ。関大での4年間に感謝を述べ、プロでの活躍を誓った
人生を大きく変えた大学ラストイヤー
ドラフト当日は緊張のあまり食事が喉を通らない。朝から口にしたのは飲み物だけ。そんな好左腕の名前が呼ばれるのは早かった。ポテンシャルの高さと球質の良さは誰が見ても一級品。ケガの影響で4年春に初勝利と遅咲きながらラストイヤーでの猛アピールに成功し、1位指名という最高評価を受けた。
入学時から期待された投手で1年秋にリーグ戦デビュー。しかし肩を痛めて2年秋、3年春は登板なしに終わってしまう。「3年生の夏は正直、野球を続けるか迷いもしたんですけど・・・
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