長嶋茂雄監督が運命の糸を手繰り寄せ、ゴジラ伝説は幕を開けた。球界の盟主・巨人でスター街道を駆け上がり10年間、記憶に残る数々のプレーでファンを魅了し続けた。メジャー移籍後も歴史に名を刻んだレジェンドの名場面を振り返る。 【1992.8.16】5打席連続敬遠
星稜高3年夏の甲子園、明徳義塾高との2回戦での5打席連続敬遠は伝説に。走者のいない場面でも歩かされる徹底ぶりにも、全打席でタイミングを合わせる冷静な姿を長嶋茂雄監督も評価していたという。
【1992.11.21】運命のドラフト
ドラフト会議で
阪神、
中日、ダイエーと4球団競合の末、長嶋監督が見事にクジを引き当てて喜びのサムズアップ。阪神ファンだった松井だが、「ぜひとも育ててみたい」と長嶋監督から直々のラブ
コールを受けて巨人入団。運命の師弟関係がここから始まった。
【1992.12.25】巨人入団
契約金1億2000万円(推定)で巨人入団。今や常識となったが、当時は高校生ルーキーとしては初の大台突破だった。球団から即戦力の期待を受け、「高校生だからということは考えていません。1年目からチャンスがあればすぐに試合に出たい」と“即戦力宣言”!
【1993.5.1】プロ初安打
一軍初先発がアナウンスされると球場は大いに沸いた。「スタンドからの“風”を受けてそれを力に変えていくのがスーパースター」と松井の存在感を説明した長嶋監督の期待に応え、第2打席に
ヤクルト・
西村龍次からプロ初安打初打点となる二塁打を放った。
【1993.5.2】プロ初本塁打
初安打を打った翌日の同戦では9回裏二死一塁、ヤクルト・
高津臣吾から右翼席中段へ時速170キロの弾丸ライナーで飛び込む記念すべき初本塁打。「甘いコースだったんじゃないですか? 打った瞬間、入ると思いました」と冷静な大物ルーキー。プロ7打席目の一発だった。
【1994.10.8】首位決戦
中日と同率首位で史上初の最終戦直接対決となった10.8決戦。世紀の一戦で区切りの20号となるダメ押し本塁打を打ったのはさすがだ。このシーズンの・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン